【スマートEX】改札入場後に指定席の時刻を変更する方法
※この方法は誤って時刻を変更する前に入場してしまったときの対処法であり、本来は「入場する前にスマートEXの画面から時刻を変更すべき」なので注意。自分もJR職員も面倒なだけなので、入場する前に変更するのが基本で、あくまでも、誤って入場しても窓口で助けてもらったという経験の話である。
入場後に新幹線の時刻を変更する方法
1.窓口で「交通系ICカード」と入場時に自動改札機から受け取った「EXご利用票」を渡す
2.窓口の指示に従ってスマートEXの画面からログアウトする
3.窓口の作業により、改札の入場が取り消される
4.スマートEXにログインすると、「変更」のボタンが現れる
5.スマートEXの画面から指定席の時刻を変更する
6.変更が済んだことを告げ、交通系ICカードを渡す
7.駅員の作業により改札を通ったことになり、紙のEXご利用票を受け取る
入場後は画面からの変更ができない
今回、東京から京都に帰るときに思いの外早く駅にたどり着いたので、列車の時間を前倒そうとしていた。駅に到着するまで時間を変更しようという意識はあったのだが、あろうことか新幹線の改札を通ったあとに時刻の変更のことを思い出した。
「変更」ボタンがない!
時間を変更しようという意識はあったのに、時間を変更しないままのんきに改札の中に入ってしまい、スマートEXの画面を見て驚いた。
当たり前だ。
スマートEXはあくまでも紙の切符の代わりであり、紙の切符を切られればそれは「使用済み」となってしかるべきだ。スマートEXはいつでも時刻が変更できるから、あとからやればいいやと考えていたが、さすがに改札に入場したあとで列車の変更ができるわけはない。とはいえ、ただでさえ京都に着くのは遅くなるというのに、いたずらに1時間も改札の中で過ごすのももったいない。かといって、早く帰らんと自由席に突入して座れないということも考えられる。
きっと無理だろうなと諦め半分で駅員に相談してみると、上記手順でササっと対応してもらえたので驚いた。
入場を取り消してもらったあとはご覧の通り、「払い戻し」と「変更」が復活している。ステータスも「入場済」から「未使用」に変わっている。つまり、入場していない状態になった。
時刻を変更してから窓口の作業で入場したあとは、再び「払い戻し」と「変更」が消えた。ステータスは「入場済」になった。
この方法で入場した場合、改札から出てくる青色の「EXご利用票」とは違い、ただの紙で出力される。
もちろん、次はこんなことにならないように改札に入る前にスマートEXの画面から時刻を変更するので、もうこの方法のお世話になることはないのだが、同じ過ちをおかしてしまった人の参考になれば。