じっぱひとからげ

十把一絡げになんでもかんでもつづる。

眼鏡を探すための眼鏡を探すための眼鏡を

小学校4年生くらいから眼鏡をかけて生活してきた。高校生くらいのころは色気づいてコンタクトレンズにしてみたりもしたことはあったが、結局眼鏡の手軽さが便利で眼鏡に戻った。

ところで、眼鏡ユーザのみなさん。眼鏡を探すための眼鏡、持ってますよね?

眼鏡がないと眼鏡が探せないという矛盾

視力矯正のための眼鏡なので、裸眼では眼鏡が探せないという矛盾は眼鏡ユーザなら誰しも抱えている問題である。寝る前に眼鏡を枕元に置いたはずの眼鏡が、翌朝見つからないときの絶望感。光ある世界からの隔絶された無力感に襲われる。

そんなときは眼鏡を探すための2nd眼鏡を取り出して1st眼鏡を探すのである。

試着で自分の眼鏡姿は見ることができないという矛盾

眼鏡を買うときは眼鏡を試着をする。眼鏡を試着をするときには自分の眼鏡を外して付け替えることになるので、試着している眼鏡をかけた自分の姿を確認することはできないという矛盾が生じる。本当は新しい眼鏡を付けた姿を、引きで見てみたいけれど、鏡の目の前まで近づいて自分の裸眼で見える距離で確認せざるを得ない。

これを解決するシンプルな方法は、コンタクトレンズをつけて眼鏡を試着するということになるのだが、眼鏡を買うためのコンタクトレンズが必要になる。

最近ではjinsが自分の顔動画からバーチャルで試着ができるというアプリがリリースされているようなので試してみたいとは思う。


JINS VIRTUAL-FIT

美容室で裸眼なのに「いかがですかー?」と問われる屈辱

髪を切るときは眼鏡を外すことを促される。「こちらで預かりますね」とケースに納められ、裸眼で目の前のぼんやりとした鏡越しの自分を眺めるだけ。どこをどんな風にカットされているのかはわからないわけではないけれど、「いかがですかー?」と言われても、「あの…眼鏡がないと…」ということに。「はっ、すみません!」と慌てて眼鏡を取ってくれるけれど「ああ、自分は目が不自由なんだなあ」と改めて感じさせられて変な気持ちになる。

我々、眼鏡ユーザは眼鏡がないと何をすることもできない弱者なので、優しくして欲しい。