【iRobot公式 有償修理】ルンバを税込み¥24,300の有償修理に出したら吸引力が復活した
ルンバ876が髪の毛一本さえも吸い込まなくなった
ここ最近ルンバ876の調子が悪く、髪の毛さえも吸い込まない状態になっていた。
- 2016年7月購入
- 2018年3月初めてフィルタを交換で吸引力復活
- 2019年1月フィルタを交換しても吸引力復活せず
2018年3月に2年ほどメンテナンスせずに使ってきたルンバのフィルターを初めて交換した時は、購入した当初と同じような吸引力に復活したのを覚えている。
ところが最近、またしても吸い込みが悪くなってきたので、以前の成功体験から同じようにフィルターを交換してみたが、全然吸引力が復活しなかった。これは単純にフィルターの目詰まりだけの問題ではなさそうだった。あまり吸い込まなくなったこのルンバを売って、最新のルンバを購入するということも考えたが、ルンバの相場価格は今ひとつで、なおかつ吸い込みが悪いということであればなおさら大した値もつかないであろうことが予想された。
2016年の夏に購入しているので、当然、保証の範囲外であることは明らかだったが、アイロボット社の公式サイトでは、アイロボットケアという公式のメンテナンスサービスを提供していることを知った。
我が家のルンバは、800シリーズなので、税抜き22500円でメンテナンスができるということだった。公式のメンテナンスなので、機能面で新品同様になること期待できるのであれば、22500円で新しいルンバを購入するという考え方もできなくはないので、思い切ってiRobot社の公式の修理に出すことにした。
修理を出すまでの流れ
申し込みからご返却の流れの各ステップに従ってアイロボットケアにルンバの修理を依頼する。
実際に申し込みから、回収、返却までかかった時間は以下の通り。
- 01/19 申し込み
- 01/22 回収(サポートが佐川の集荷を手配し着払いで送付)
- 01/27 返却(着払いで送られてくるので、修理費を含めて支払い)
依頼時のメッセージはこちら。
フィルターやブラシをすべて交換しても、吸引力が購入当時よりも弱くなっています。
床の上の髪の毛の上を通ってもほとんど吸い込まず、ルンバを走らせても全然きれいにならなくなってしまっています。
バッテリーには問題がないので交換は不要です。本入力フォームの制約上、交換バッテリーとして、リチウムを選択しなければ次の画面にすすめないので、とりあえず選択しています。
私の使い方が荒く、床に転がっているあらゆるものを吸い込んではエラーをはきまくったルンバはかなり衰弱している様子だった。バッテリーについては、Webの仕様上「リチウム」という欄を選択しないと次の画面に進めなかったので選択せざるを得なかったが、その旨、自由記入欄に書いておいた。
修理を終えたルンバは”静か”になっていた
戻ってきたルンバを早速動かしたときの最初の感想は、こうだった。
「え、ルンバってこんなに静かだったっけ」
スーッと床のホコリを快調に吸い込んでいくルンバを久しぶりに見た気がする。ホコリを見つけたときにその周囲を入念に吸い込もうとするその動きも久しく見ていなかった。センサがうまく機能していなかった動いていなかったのだろう。
有償修理の作業レポートはこちら。
- 標準交換品
- エクストラクター
- エッジクリーニングブラシ
- フィル*1
- クリーニングモジュール:動作の不具合
- エアロフォースエクストラクターモジュール交換
- エッジクリーニングモジュール:異音
- エッジクリーニングモジュール交換
- 右車輪:摩耗
- 右車輪交換
確かに、レポートの中にもモジュールの不具合や異音が確認されたということなので、当初の困りごとは解消された。また、交換された右車輪はこの通り。
実は、左車輪はほとんど摩耗しておらず、右車輪だけが写真のようなダメージを受けていて交換の対象になっていた。ルンバは右側にエッジクリーニングのブラシが着いていて、右の壁伝いに動く性質があるのでそのアルゴリズムと関係があるのだろう。
人によってはバッテリの老朽化によってルンバがすぐにホームベースに帰ってしまうという症状が出ているという人もいるらしい。バッテリの交換も希望すれば9072円で交換してもらえるので、気になる人は交換してもらうと良い。
*1:原文ママだが、おそらく帳票のレイアウト上文字が切れているだけで、本当はフィルタのはず