【かどや見学】小豆島に着くと即じゅるり 香ばしいごま油の香りが食欲を刺激する
小豆島に行くなら かどやの資料展示室 今昔館へ
先日、大阪からフェリーに乗って四国に旅行にいった。
四国の旅の一つとして、高松から高速艇で小豆島に行くことにした。正直な話、何があるかはよくわからないけれど、船で行けるらしいので小豆島に渡ってみよう、というくらいな気持ちで島に渡ったが、島にたどり着くとすぐにあの香りで奥歯の向こうからじゅるりと唾液が分泌されてくるのがわかる。
そう、食欲をそそるこのウェルカムスメルは、小豆島にはあのボトルのごま油でお馴染みのかどや製油の唯一の工場だ。港につく頃に船からもその存在を確認できる。少し距離はあるが土庄港から歩いて行くことができる。
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我々夫婦は何にでもごま油を使うほどごま油ファンなので、この香りに誘われるようにすぐに見学の予約をした。幸い平日、かつ、繁忙期でもなかったことから当日午前に電話をして午後からの見学にエントリーできた。
ごま油の歴史と製造工程が学べる
残念ながらかどやの工場を見学できるわけではないが、かどやの沿革や、ごま油の製法、ごまの種類や、ごま油の種類まで余すとこなく職員さんにていねいに説明していただけるので、ごま油のことをじっくり学ぶことができる。ごま油ファンにはたまらない時間である。
はじめに、10分程度の動画による説明があり、そこからは職員さんの説明が始まる。
寺の鐘をついているような格好の男性は、両側からくさびを打ち込んでいる。
両側からくさびを打ち込むことでごまから油を絞り出しているのである。なるほどよく考えられた装置である。
ごま油の香り比べも楽しめる
おなじみのあのボトルのごま油以外にも、かどやはいろいろな種類のごま油を世に出している。
中でも写真左の、純白ごま油というプロダクトは大変興味深い。純白ごま油の特徴は、香りがしないことである。
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ごま油なのに香りがしないとはこれいかに。ごま油といえば香り付けのための調味油ではないのかと思うかもしれないが、これは、ごまの栄養素をそのままにどんな料理にも使ってもらえるように香りを抑えたごま油を開発したのだとか。和食や中華だけでなく、イタリアンなど幅広い料理につかって欲しいという思いが込められているらしい。
お土産にかどやの卓上ごま油
無料でたっぷりごま油について勉強し終えたあとは、お土産にテーブルサイズの卓上ごま油70gを人数分いただいた。さらに我が家にごま油消費が加速しそうだ。
小豆島に足を運ぶ機会があれば、世界に発信するかどやのごま油について学べるかどやの資料展示室 今昔館へ。