青唐辛子でかんたん辛うま 北海道の郷土料理「三升漬」
実家で母親がよく作っていた「三升漬」が北海道や東北地方の郷土料理であることを知ったのは、東京に出たころのことだった。
京都では、万願寺とうがらしという甘いとうがらしが主流で、辛い青唐辛子を手に入れるのがなかなか難しい。そこで、オンラインショップで青唐辛子450gを調達した。
材料は、青唐辛子と米麹と醤油だけ。目分量ではあるが、だいたい青唐辛子450g、米麹150g、醤油300mlくらい。
細かく切った輪切りの青唐辛子に米麹をざーっ、醤油ドボドボ。あとは常温で一晩置いておけばOK。
漬けた直後はトゲトゲした舌にささるような辛さだが、時間が経つにつれて辛さがまろやかになっていくのも楽しめる。
わが家は辛いもの夫婦ともに辛いものが好きなので、発酵して旨味が増してくるころにはなくなってしまうが、じっくり熟成させた三升漬もまた美味しい。