ミシンは家庭科でしか触ったことがない俺が「大人の日常服」を読んで嫁のドルマンブラウスを作ってみた
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急に思い立って嫁のワンピースを作ってから1年。まったくミシンを触っていなかった。また、ふつふつとミシン触りたい欲が高まってきた。
もともと、嫁のハンドメイド趣味のためにわが家にはミシンがある。それも冗長化のために2台だ。いやもっと言うと、通常のミシンとはまた別の機能を持つロックミシンも1台あるので合計3台のミシンがある。時間が経つにつれて、わが家の裁縫道具はどんどん増えていく。
大人の日常服 (Heart Warming Life Series)
- 作者: 中野ユカリ
- 出版社/メーカー: 日本ヴォーグ社
- 発売日: 2015/08/29
- メディア: ムック
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前回ワンピースを作ったときに、お裁縫というものは、ミシンをかける以外のことがいろいろ面倒だなと思っていたことがあったが、それが道具によって苦にならないほど簡単になることがわかった。
不織布を型紙にすると写しやすいし 管理しやすい
不織布を型紙として使うと、透かして鉛筆で書き写すこともできるし、クリアファイルにとじておいても折り目がつかないのですぐに取り出して使うことができる。なにより透かして写すときに紙よりも柔らかいのでとても扱いやすい。
一度でも不織布を型紙として使い始めたら、もう二度と紙で型紙を作ることがなくなることうけあい。本当に楽にトレースできるし、裁断するのも簡単。
- 出版社/メーカー: クロバー(Clover)
- メディア: おもちゃ＆ホビー
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文鎮（ファブリックウェイト）も用意しておけば、もっと作業が捗る。トレースするときに台紙と不織布を固定するのにとても便利。
ロータリーカッターの気持ち良さったらない
これぞスーパー手抜きツール。ロータリーカッター。
(45mm Rotationsmesser RTY-2/G) - Olfa RTY-2/G rotary cutter with a 45 mm blade
- 出版社/メーカー: Olfa
- メディア: Tools & Hardware
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もう布にチャコペンで型紙を写す必要など無い。柔らかい不織布を布にあててまち針を打ち、カッターマットの上に置いたら、ロータリーカッターでコロコロ、コロコロ。裁ちばさみよりも曲線を裁つのが簡単なので、直感的にコロコロするだけで型紙通りにキレイに布を裁つことができる。
これが本当に気持ち良い。洋裁が大好きだという人も、きっと型紙作りと裁断にはきっと苦労しているのではなかろうか。ロータリーカッターを手にしたその日から、型紙作りと裁断が気持ち良い
ドルマンブラウスできあがり
妊娠中の嫁はもうずいぶんお腹も大きくなってきたので、最大値までフォローできるようにゴムの長さをチューニングした。
ついでに、簡単にできるスヌードも。
洋裁はなかなかハードルが高そうに見えるかもしれないが、ギークなエンジニアはやり始めたらどっぷりハマると思うのでぜひやってみて欲しい。布というたった1枚の平面から、立体的な服が出来上がるのは不思議な気持ちにもなるし、本当に気持ちが良い。好きな布を選んで、出来上がったときに人に着てもらう楽しさはひとしお。ぜひチャレンジしてみて欲しい。
