じっぱひとからげ

十把一絡げになんでもかんでもつづる。

関西に移り住んで戸惑う「関西弁の引用」の仕方

京都に引っ越してからもうすぐ1年が経とうとしている。関西弁についてはこのようにいろいろ書いてきた。
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実は、もう一つ気になっていることがある。それは「関西弁の引用」の仕方だ。何を言っているのかというと、間接的に第三者の発言を引用する時に、コミュニケーションを円滑にする目的で、若干の声真似を交えながら話すことがあると思う。このとき、引用する対象がネイティブ関西弁スピーカーの発言の場合、未だにどうしていいのかわからない。

「『そんなん、ようせんわ』って言ってました」

まず、ネイティブ関西弁スピーカーの声真似を似非関西弁でやっている自分が少し恥ずかしいし、そのあと標準語に戻っているのも違和感がある。かと言ってネイティブよろしく、「『そんなん、ようせんわ』言うたはった」とか「言うたはりました」と自然に言えるほど十分なトレーニングを積んでいない。そもそも、普段は関西弁を話していないのだからなおさらだ。

学生時代を関西で過ごしてそのまま関西弁をマスターする人も多いようだけれど、どういうきっかけで関西弁を自分のものにしていったのかが気になる。