じっぱひとからげ

十把一絡げになんでもかんでもつづる。

欠席する場合は「✕」を最後に書くという暗黙のお作法

会社の飲み会が面倒なので、基本的には欠席する。やれ誰が新規で参画しただの、やれ誰が離任するだの、毎回やっていたらキリがない。もっと言うと、「いや、一度も話したこともないし」みたいな類の人の送別会にまで呼ばれる始末。送別会なんて本当に送別したい人だけが集まってやったほうが盛り上がるだろうに。なんとなく儀式的に惰性でやる飲み会が嫌いだ。コンセプトがよくわからず、食指が動かない飲み会には出席しない。そんな飲み会に出席するくらいなら、会いたい人に会いにいって話す有意義な時間にしたい。

出欠確認で「✕」は最後に書くお作法

今の20代の人たちが予定を合わせるときに、どんな最新ツールを使うのかはわからないが、30代の我々はスケジュール調整サービスである、伝助*1、調整さん*2、ちょー助*3、あるいは、職場のファイルサーバにExcelを共有で置いておいて、自分の名前の横に○や✕をつけるのが一般的だと思う。

私が経験してきたプロジェクトでは、Excelのケースが多かったように思う。Excelに名前の一覧がある。列名としては (名前, 候補日1, 候補日2, 備考)になっていて、それぞれの候補日に○や✕を入れていく。

  • STEP1
    • 幹事および幹事が予定を抑えたであろう偉い人、幹事周辺の人の予定に○が入る。
    • 明らかに出席できない人が✕を入れて、備考に「本当は出席したかった思い」「欠席理由」をしたためる
  • STEP2
    • 本当に出欠を確認していた人が、確認を終えて○を入れ始める
    • 欠席する思いが明らかに決まっているが、✕を入れない人がいる
  • STEP3
    • 幹事からの催促により✕を入れる

幹事から飲み会の案内と出欠確認をされた直後にいきなり✕をいれるのは暗黙のルールでご法度なのである。せっかく用意してくれた場に、✕、✕、✕…と急に並んだときの空気を察して、✕を記入するのは最後にしようという心理が働くのである。

STEP1でいきなり✕を記入する場合は、「それなら仕方がないか」と誰もが諦めるであろう欠席理由を書かなければならない。ただ単純に行けるけど行きたくない人は、それらしい理由をでっちあげて✕を書くか、最後にそっと✕を入れるかしかない。

Outlookの投票ボタンの欠席しやすさが異常

会社を移ってからは、新入社員らがOutlookの投票機能で出欠を確認してくれているので、とてもありがたい。理由を語ることもなく、与えられたインタフェースに従って「欠席」をラジオボタンで選択すれば良い上に、他の人に投票結果を知られることがない。

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ここでも書いたが、最近は飲み会の費用が傾斜によって高くなったこともあり、ますます参加意欲がそがれていく。本当に飲みたい人とは、わざわざ場を用意されなくても飲みにいく。それでいい。