やっぱり野田琺瑯のぬか漬け美人を買った話
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ここで野田琺瑯の容器を使ったスモールスタートなぬか漬けについて紹介したが、少量のぬかでつくった小さなぬか床の欠点がわかってきたので、結局少し大きめの野田琺瑯がぬか漬け用として売り出しているぬか漬け美人を買った。その理由は以下の2点だ。
・味が安定しない
・かきまぜにくい
- 出版社/メーカー: 野田琺瑯
- メディア: ホーム&キッチン
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ぬか漬けは、野菜を漬けて、出して、漬けて、出してを繰り返すのでぬか床の状態が少しずつ変化していく。その変化とは、浸透圧によってぬか床から野菜に塩分がうつり、水分がぬか床にうつるというものである。その結果、ぬか床は少しずつベチャベチャになり、塩気がなくなっていく。そのため定期的なメンテナンスとして、キッチンペーパーなどで水分を取り出したり、ぬかと塩を足したりすることでぬか床の状態を修復する必要がある。ここで、ぬか床そのものが小さいと野菜から出る水分の影響が強くでるため修復する頻度が多くなり味が安定しない。
また、ぬか床はぬか漬けとして活発に活動して欲しい菌とそうでない菌の死活をコントロールするために日に一度かき混ぜる必要がある。このとき、容器が小さいとかき混ぜにくい。ぬかの量そのものが多い必要はないが、容器は大きいほうがかき混ぜやすいので、大きめの容器を用意したほうが良い。
ということで、結局、野田琺瑯がぬか漬け美人ブランドで販売しているホーローの容器を買った。
写真には、かぶ2つ、人参1本、きゅうり1本、なす1本が漬けてあるが、必ずしもこれほどたくさんを一度に漬ける必要はない。自分たちが食べる分だけ漬けるという運用で良い。
とりあえず、これまで使っていた小さなぬか床からぬか漬け美人に移行する。ぬか漬け美人には余計な水分をとるための穴の空いた小さなカップが用意されているので、埋め込んでおくとここに水分がたまるので便利。
容器が大きくなった分のぬかを足してかき混ぜて新しいぬか床の完成。さっそくかぶを2つ漬けてみた。
- 出版社/メーカー: 中村食品
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