Eye-Fiで「できること」と「いまひとつなところ」
「Eye-Fiとは」という話は公式にお任せするとして、Eye-Fiを使って「できること」と「いまひとつなところ」をユーザとして簡単にまとめてみる。
【試した環境】
・※Pentax Q → スマートフォン(Android)
・Olympus Pen Lite E-PL5 → スマートフォン(Android)
※Eye-Fiの公式サポート対象外
PENTAX製カメラ Eyefi動作対応表 | Eyefi Japan
【できること】
(1)カメラ→Wi-Fi経由でスマートフォン/PCに転送する。(ダイレクトモード)
(2)選択した写真だけをスマートフォンに転送する。
(3)カメラ→インターネット経由でWebサービスへアップロードする。(プライベートネットワーク)
(4)選択した写真だけをWebサービスにアップロードする。
【いまひとつなところ】
(5)カメラのバッテリを消耗する。
ユーザとしての感想は、基本的にEye-Fiすげええええ。Eye-Fi便利。に尽きる。大きな不満はないので、むしろお勧めしたい。
旅行先でカメラで撮った写真をリアルタイムにFacebookにアップロードしたいというときは、ダイレクトモード(1)で対応する。ただし、たくさん写真を撮ると、撮ったものからすべて自動でスマートフォンに転送されてカメラもスマートフォンもバッテリを消耗してしまうので、(2)で選択した写真だけ転送する設定にしておく。具体的には、カメラのプロテクト(保護機能、鍵のマーク)をかけた写真だけがEye-Fiによって転送される設定にしておく。これによって、気に入った写真2、3枚をスマートフォンに転送し、その場でFacebookへのアップロードができる。
さらに、家に帰ってきた後とりあえずカメラの電源をONにすれば、自宅の無線LAN経由でWebサービスにカメラから直接アップロードされる(3)。これも(2)同様、プロテクトをかけた写真だけをWebサービスに転送することができる。撮った写真をすべてWebサービスに保存しておくという使い方もできるし、撮った写真のうちプロテクトをかけた写真を直接Facebookにアップロードして公開するところまでカメラ単独でできる。
ユーザの利用シーンをしっかり追求しているので、こんなことができたらいいのに。と想像しうる範囲は概ねフォローしている。ひとつ気になるところがあるとすれば、(5)のバッテリの消耗だろう。
さて、スマートフォンのカメラ機能だけでは満足できなくなったら、デジタル一眼+Eye-Fiで出かけよう。
アイファイジャパン Eye-Fi Pro X2 8GB EFJ-PR-8G
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