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じっぱひとからげ

十把一絡げになんでもかんでもつづる。

夜が更けるとそこは一面 海に囲まれていた 西洋の驚異 モン・サン・ミッシェルの魅力

会社を辞めて次の会社で仕事を始めるまで1ヶ月ほど無職をやっていた頃、ドバイ、アブダビ、ローマ、ベネチア、パリ、モン・サン・ミッシェルと嫁と二人で10日かけて巡った。中でもとりわけ、最後に見た海に浮かぶモン・サン・ミッシェルは体の奥から震えるほどに美しかった。
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モン・サン・ミッシェルについて

・訪れた日
2016/10/18 モン・サン・ミッシェル内のホテルに一泊
(海に浮かぶモン・サン・ミッシェルを見るためには宿泊は必須)

・場所/アクセス
フランスはパリから370kmほど離れているので、車でも4時間ほどかかる。我々は日本人向けの現地ツアーmybus*1にバスによる送迎を利用した。mybusのツアーには、モン・サン・ミッシェル内の修道院を見学して、ランチをして日帰りで変えるツアーもあるようだが、モン・サン・ミッシェルを存分に楽しむのであればモン・サン・ミッシェル内での宿泊をおすすめしたい。

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モン・サン・ミッシェル俯瞰図

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ご覧の通り、Google Earthで見てみると周囲は畑に囲まれた酪農や農家を営む農村である。シャトルバスのバス停付近と、モン・サン・ミッシェル内にホテルやレストランがある他はなにもない。

モン・サン・ミッシェル行きの無料のシャトルバスが7:30-24:00でおおよそ10分間隔で行き来しているので、それを使えばモン・サン・ミッシェルまで移動できる。シャトルバスのバス停はLe Relais Saint-Michelというホテルの前にある。

シャトルバスを使えば10分とかからない距離である。30分程度かければ歩いても行ける距離なので、モン・サン・ミッシェルが初見なのであれば、ぜひ一度は歩いてモン・サン・ミッシェルに向かってみて欲しい。干満の差が大きいこの地域特有の時刻によって表情を変えるモン・サン・ミッシェルを楽しむための準備だと思って30分かけて歩こう。

干潮時のモン・サン・ミッシェル

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ATTENTION
.To-day this are will be covered by the sea
.Please remove your vehicle before the above closing time

本日、このエリアは海に沈みます。
記載の時刻までに車を移動させてください。
今ここにいるこの場所が海に沈むだなんて、なんという中二心をくすぐる良い演出なのか。興奮してくる。

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Jour: 曜日
date: 日付
coefficient: 潮流係数? 110を越えると孤島になるらしい
Hauteur d'eau: 水位
Horaire de pleine mer : 満潮の時刻
Accès impossible (mont insulaire): 島が海に浮かび、出入りできなくなる時間

つまり、赤色の時刻になると入り口が沈む時間には本当に島から出ることも入ることもできなくなることを意味している。再び潮が引き始めて島を出入りできる時刻が緑色で示されている。我々はモン・サン・ミッシェルの中にホテルを取っていながら、島の外のレストランを予約していた。時刻によっては帰ってこれなくなると不安に思い、時間を調べてからシャトルバスで島の外に出た。

海の上に浮かび上がるモン・サン・ミッシェル

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2016/10/18 22:40 撮影

島の外で食事を終えて、シャトルバスでモン・サン・ミッシェルに戻ってみると、いままで陸続きだったはずの島が海にぽっかり浮かんでいた。静かで、幻想的で、ただただ立ち尽くした。周囲は潮の音だけが我々を包み込んでいた。

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2016/10/19 10:57撮影

朝の満潮の時間もこの通り。島にかけられた橋以外は海に沈んでいる。海に沈むモン・サン・ミッシェルが見られる時期は限られており、例えば2017年のカレンダーで言えば3月〜4月、10月〜12月が大潮のシーズンらしい*2。我々は、仕事のキリが良いタイミングがたまたま2016年10月だったというだけでなにも考えずにモン・サン・ミッシェルを訪れたが、大潮に出会えるベストシーズンかつベストな日取りだったので幸運なことに時刻によって表情を変えるモン・サン・ミッシェルを楽しむことができた。

モン・サン・ミッシェルを訪れるなら、潮の満ち引きの様子も楽しめるように日帰りではなくモン・サン・ミッシェルでの宿泊をおすすめしたい。

旅行中に利用した寝台列車の話はこちら

jippahitokarage.hatenablog.com