じっぱひとからげ

十把一絡げになんでもかんでもつづる。

海外旅行用にシフレのソフトタイプのキャリーケースESCAPE'S 80L(YU1802TS)を買った

自分が使っていた40Lのソフトキャリーが壊れかけていたことと、11日間の海外旅行にでかけることが決まっていたことをきっかけに夫婦で荷物を1つにまとめられる80Lのソフトキャリーを買った。

正直なところ、どのキャリーケースが良いとか悪いとか吟味して決める元気もなかったので、以前に読んで納得感のあったちきりん氏の記事*1を参考にした。もう2年も前の記事なので今は状況は変わっているのかもしれないけれど、少なくともこの記事の内容が満たされていれば満足すると考えて店頭で触ってみた上で購入を決めた。

記事の中で取り上げられていて、実際に購入してみて共感できるのは以下の通り。

①フタ開きは開けたときに必要になる床面積が、両開きの半分である。
②フタ開きの方がパッキングが簡単である。
③フタ開きは閉めるのが簡単である。
④ソフトケースは外側のポケットが便利である。
⑤車輪が4つあり2つにストッパーがついていて安心である。

①②③については、以前、嫁が使っていたハードタイプのキャリーケースで苦労した覚えがある。ハードタイプのキャリーケースはほぼすべて両開きのタイプであり、パッキングはどこに何を入れるかを考慮しておかなければきれいにフタが閉まらない。ふとしたときに何かを取り出したくなっても、床に広げての大掛かりな作業になってしまう。

また④はちょっとしたすきま時間さえあればノートPCで作業をしたい私にとってとてもありがたい。外側のポケットにPCをしのばせておけば、移動の合間にすっと取り出して作業ができる。ハードタイプのキャリーケースに外側のポケットはまず存在しないのでソフトタイプのキャリーケースを選ぶ理由の1つとして挙げても良いだろう。

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外側のポケットはマチが広くとってあるのでMacBookProでもすっと収まる。空港での手荷物預かりまでは、外側のポケットにMacBookProをしのばせておき、預かりのときに取り出せば、スマートに機内に持ち込むこともできる。

⑤については、購入前はあまりピンときていなかったけれど実際に購入して11日間の海外旅行で使ってみてその利便性に気づいた。

f:id:jippahitokarage:20161008130931j:plain80Lのキャリーケースにパンパンに荷物を詰めるとそれなりの重さになるので、電車の発車時・停車時の慣性も非常に大きい。これは人を怪我させるには十分な質量である。自分が立っているだけでもふらつくというのに、席に座れず立ったままこの80Lのキャリーケースを支えるのは不可能と言って良い。その点、このキャリーケースには2箇所にストッパー(オレンジ色のレバー)がついていて、つま先でちょちょいと2箇所を止めておけば手を離しても動くことはない。ストッパーの解除もつま先で簡単に操作できる。これが思いの外便利で旅行中の電車では非常に重宝した。

海外旅行、長期といえばハードケースという固定観念は捨てて、ソフトケースにしてみるという選択はぜひおすすめしたい。