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じっぱひとからげ

十把一絡げになんでもかんでもつづる。

天空の蜂と原子力発電所とシムシティ

天空の蜂をiTunesでレンタルして見た。

天空の蜂 [DVD]

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東野圭吾原作の映画化らしい。端的に言うと原発被害者であり反対派のテロリストとの戦いである。遠隔操作できる大型のヘリコプターを盗み福井県高速増殖炉に落とすことを脅しとして、全国の原子力発電所を利用できないまでに破壊させるのがテロリストの目的だった。

稼働中の原子力発電所に大型のヘリコプターが落ちることの脅威が描かれているが、この原作が1995年に書かれていることに驚く。

今でこそ東日本大震災によって福島の甚大な原発事故をメディアを通じて見てきたこともあり、原子力発電所には少しだけ特別な思いを持っている人も多いかもしれないが、天空の蜂の原作は東日本大震災以前に書かれている。

私が東日本大震災で「メルトダウン」という言葉を聞いた時に真っ先に思い出したのは小学生の頃にプレイしたスーパーファミコンの初代シムシティだった。

ここからはシムシティオープニングのピアノアレンジを弾いたので聞きながらどうぞ。

市長、大変です!メルトダウンが発生しました。発電所付近では放射能があふれでています。放射能がなくなるまでは汚染された周辺地域には何も建設することはできませんぞ。ああ なげかわしい。

ボストンで2010年に原発事故が発生してメルトダウンが発生するというシナリオが用意されていた。このシナリオでは、ゲーム開始直後にボストンの原子力発電所メルトダウンが発生し汚染された地域以外で街を復興するというものだった。当然汚染された地域には何を作ることもできないので放置する他ない。

ところが、このシナリオは攻略の裏ワザがあった。シナリオ開始直後にLかRを押し続けるとゲーム内時間が止まることを利用して、時間をとめている間にボストンの街に存在する原子力発電所を整地してこの街から原子力発電所をゼロにする。すると、ボタンを離してゲーム時間を再開してもメルトダウンが発生せず、そのままボストン市民は平和に暮らしましたとさ。とシナリオをクリアできる。そう、原子力発電所なんて無ければ事故なんて起きないのである。今思えばなんとメッセージ性の強いゲームであることか。