じっぱひとからげ

十把一絡げになんでもかんでもつづる。

雪残る2月末 三つ峠に軽アイゼンで登ってきた

■登った日
2016年02月28日(日)

■タイムテーブル
06:22 新宿駅発(特別快速 高尾行)
07:11 高尾駅発(各停 大月行)
07:51 大月駅発(各停 河口湖行)
08:43 河口湖駅
09:08 河口湖バス停発(甲府駅 方面行き
09:24 三つ峠入口着
(徒歩)※積雪のため天下茶屋方面行きバスが運休
10:35 三つ峠登山口着
10:56 公衆トイレ
12:47 三つ峠山頂
13:12 山小屋 四季楽園…昼食
14:04 下山開始
15:55 眺望逆さ富士
(タクシー待ち)
15:15 タクシー乗車
(タクシー)
16:27 三つ峠駅
16:51 三つ峠駅発(各停 大月行)
17:34 大月駅発(各停 高尾行)
17:33 高尾駅発(特別快速 東京行)
19:16 新宿着

 河口湖駅についてバス停を確認したところからいきなり出鼻をくじかれた。三つ峠登山口までバスで行こうとしていたが、積雪のため当面の間、運休とのこと。事前に富士急の公式サイトで時刻表を確認していたのに、当日、その場にいって初めて運休を知るという悲しい事態。せめて公式の時刻表には運休であることを載せておいて欲しかった…。f:id:jippahitokarage:20160228085737j:plain三つ峠登山口までバスでいけないことがわかったので、乗るバスの方面を天下茶屋方面行きから甲府駅方面行きにかえた。甲府駅方面行きは、三つ峠登山口の手前の、三つ峠入り口にとまる。f:id:jippahitokarage:20160228092958j:plain三つ峠入り口から1時間ほど道路を歩くと、三つ峠登山口にたどり着く。f:id:jippahitokarage:20160228093227j:plain当初の計画では、天下茶屋方面行きのバスに乗ってここまでくる計画だったので、この時点ですでに1時間遅延。f:id:jippahitokarage:20160228103505j:plainたしかに三つ峠入り口から三つ峠登山口の間に積雪によって路面が凍結していた箇所が少しだけあった。少しでも凍結しているようなときは天下茶屋行きのバスは運行しないということがわかった。f:id:jippahitokarage:20160228105619j:plain三つ峠登山口バス亭から、少し山道に入ったところにトイレがあるが、冬の間は鍵がかけられていて利用できない様子。冬山登山では常識?なのかもしれないが、今回初めての冬山に挑戦したので冬山の勝手がまだよくわからない。f:id:jippahitokarage:20160228115439j:plain最初に見たトイレから軽アイゼンを履いて登りはじめた。看板を頼りに三つ峠にむかう。f:id:jippahitokarage:20160228123343j:plain最初のトイレから約2時間あまりで頂上すぐ近くの山小屋、四季楽園に到着。すでに疲れ果てていた我々は、荷物を四季楽園の外の休憩所に放置してカメラだけをもって山頂に向かった。不用心もいいとこ。f:id:jippahitokarage:20160228124758j:plain四季楽園から山頂までは10分程度。山頂からは美しい富士山のお姿を拝め…るはずだったのだが、この日はあいにくかすみがかっていて富士山などこの世にはなかったのであるといわんばかりに姿を消していた。残念。f:id:jippahitokarage:20160301085531j:image荷物を置いた四季楽園に戻って昼食。棒ラーメン。食事を終えてさて出発、という頃にはもうすでに14時をまわっていた。当初の計画では、河口湖方面のかちかち山ロープウェイに向かって、帰りは河口湖→新宿の16:40バスに乗ろうと考えていたが、間に合わなそうなことがこの時点でわかったのでバスをキャンセルし、電車かえることにした。バスしばりがなくなったので、河口湖方面ではなく三つ峠駅に下って、三つ峠駅から帰ろうということになった。f:id:jippahitokarage:20160228142637j:plain2月の山登りは初めてだった。この季節の山登りはからだが熱くなっても気温が高くないので涼しくて気持ちが良い。暑過ぎず寒過ぎず、ちょうど良い。2月末でもまだ雪は残っている。雪で覆われている部分と、土が露出している部分の割合は3:7というところか。f:id:jippahitokarage:20160228155550j:plain最初の1時間のロスがここにきてきいてきた。山梨ハイヤーの誘惑。三つ峠駅へのご利用のお客様は下記の電話番号へお問い合わせください。ここからはずっと道路。道路の上を1時間半ちかく歩き続けなければならないことがわかっていたので、ここでワープを選択。みんなでタクシー割り勘で三つ峠駅へ。f:id:jippahitokarage:20160228162752j:plainタクシーが来る間に着替えたり登山グッズを片付けたりして過ごした。おそらくタクシーの待ち時間を入れれば、歩いてきてもさほど時間は変わらなかったかもしれないが、行きのバスが登山口までいけなかったために、ただただ道路を1時間歩くという悲しい思いをしたので、もうたくさんだとばかりにタクシー移動を選択した。楽しいところだけ楽しむ。これで良いと思う。今回の冬山デビューにあたって買った軽アイゼンはこちら 

CAMP(カンプ) アイスマスター レッド L 5917300L

CAMP(カンプ) アイスマスター レッド L 5917300L

 

つけてみるとこんな感じ。(靴汚くてすみません)f:id:jippahitokarage:20160227165912j:plain軽アイゼンを選ぶ上で、インターネット上のいろいろな情報を読んだが、*1たしかにバンド式のものは甲の柔らかい靴に装着すると足が締め付けられてうっ血するとあるように、靴を履いた直後の締め付けがかなり強くて、外してしまおうかとすら思った。ただ、うまくつま先と踵の部分をずらしながら調度良いポイントを見つけると幾分楽になった。単純にサイズが有っていないだけなのか、バンド式の特徴なのかはまだわかっていない。この軽アイゼンにはいくつかサイズがあるので試着してから購入することをおすすめする。